DAYS

日々といろいろ

やまない接客



接客をしていると、感覚としていつも思い出すことがある。
たぶん、からだが覚えている。

働きはじめて、いちばんはじめの後輩が(まだ慣れていない)接客をするたびに
いつも「こんなだった、あんなだった、あー言えばよかった」と報告して、
その報告のたびに「次はこうしてみたら?あのタイミングでさ、声かけたらどうなるかな?」とか。
いっこずつ、振りかえって、切り替えを考えて。
ただ、接客だけに向き合う期間があった(後輩を育てるという期間なのだけど)
育ててるはずが、育てられているなんてことは、よくある話。
だけど、まったくその通りで、育てられてた。
後輩もちゃんと海外に教えに行くほどのスペシャリストになった。

今日、来てくれたYくんが、
「表裏ない人間だから、接客もそのままなんだ。」といった。
表裏ないから、いろんな人の気持ちに添える接客ができるのかもなと思った。

「だけど販売員育ってないんだ。育てたいから百貨店立ちたいんだよね」と言った。
わかる、と思ったし、そういうことか!と気づいた。

売れるから良い接客とは限らなくて、
相手の気持ちになって考えたり、想像したり。販売員の気持ちのやり場とか。
いろんなことが積み重なって、気持ち良い接客が成り立つのだと思った。

その経験を積めるのが、百貨店なのかもしれないと思った。
店頭に立っている間は、自問自答の繰り返し。「こう言えばよかったのかな?」
「どうしたら立ち止まってもらえるのかな?」

納得のいかない繰り返し、工夫の繰り返しが
やがて、周りの空気を掴め、そこに同化する販売員になるのかもと思った。

販売って、とても奥深いものだったのだと思い出させてくれた、東京出張でした。

NIKKAは「人」だった



ここから見えるふたつのホテルは、NIKKAの取引先で
いろんなことを一緒に支えさせてもらっています。(裏方です。)
「香りの広がりかた」「トリートメントの濃度のこと」
「セラピストの職業病の手荒れのこと」など・・。
多くの方が対象で、関わるところこそ、いろんな問題や疑問がでてくる。
その度に、問題がNIKKAにあるのか、別のところにあるのかを考察して、実践して。

プロダクトを取り扱う難しさも考えさせられる3年間と同時に
多くの取引先であるアロマセラピスト業の難しさも考えさせられる3年間。
もしかしたら、プロダクト以上にセラピストの方が難しいかもしれない。
1+1が2にならないことが多い。だからこそ、多くの実例を頼りに積み上げていくしかない。
人のからだとは、それだけ未知のもの。
だけど難しさ以上に「嬉しいお声」がたくさん届いて、それを聴くたび
嬉しいというか、しっかり立とうという気持ちになる。

だけど 「何をどうすれば、どうなるかの形がみえてきた」と思えた、今回の打ち合わせだった。
こちらでもCOCOROさんにお願いしたりで、いろいろ考察してた。
COCOROさんの見立てが的中してて、なるほどなーと思った。
なんというか、NIKKAは「人」なのではないか?というほど
皆さんに気にかけてもらって、育ててもらっている気がしてならない。
ある人がターニングポイントにはいつも「人」がいると言っていて
その「人」は、直接関わっている人の場合あるし、関わっていない場合さえもあるんだ
と言っていて、そうだなー。NIKKAも「もの」だけど
そこには、手にする「人」がいると考えると、「人」なのかあと。

「人」なのかあと、しみじみ。